 
農作物への鳥の被害は、葉菜類をはじめ農作物全般を食べるヒヨドリ、カラス、麦類は草食性のヒドリガモ、ガン類による被害が多く、ハトは大豆などの穀物類を食害する。菜園に対する被害は、カラス、キジバト、ヒヨドリによる食害の被害が大きい。
鳥の感覚能力と1日に食べる量
鳥たちの感覚能力は、地磁気で飛ぶ方向を知ること、太陽や星でも方向を知ることができる。音に関しては、人よりも狭い範囲の音が聞こえており、天敵であるタカの鳴き声以外は本能的に避ける音はない。色覚や視野の広さは人より優れるなどが分かっている。
1日に食べる量は、スズメが5g、ヒヨドリが12g、キジバトが15g。冬はこれより2、3割多い。
対策
- 種をまいたら、鳥ネットや寒冷しゃでトンネルを作る
- 網目の大きさについては、カラス類には10cm以下のもの、ヒヨドリやムクドリには3cm目合いのネットを用意する
- 網は作物から十分離し、囲まれた空間を作る。ネットを張るときには鳥が入れるようなすき間を作らない。
ネットが破れたら補修する。できれば鳥に見やすいようなカラータイプのネットを張る。白ネットの場合は所々にカラーテープを張る。ネットの下側はしっかりと固定しておく。
- ネット以外では釣り糸やひも、針金を1〜2mの間隔で張ることで鳥の羽ばたきの邪魔になり、ある程度の効果は期待できるが、絶対的ではない。
【日本農業新聞】平成18年2月3日掲載

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